【BI】
- ビジネスインテリジェンス
企業の中には、業務を遂行するために必要な膨大な情報やデータがある。それらを正確に、キチンと分類して蓄積し、必要なときすぐに引き出せて、分析できできて、適切なカタチに加工できる。これは、経営の意思決定を速めて、競争力を高めるためにも非常に重要なこと。
もちろん、これは今に限ったことじゃない。昔からそうだし、それを実現するための仕組みや考え方も存在してきた。特に最近では、データウェアハウスやデータマイニング、OLAP といった情報システムや手法に支えられて、ますますその重要性が増している。
で、おおむね 2000年以降、こうした仕組みや情報システムを総称してビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)というようなってきた。略して BI と呼ぶこともある。単なる情報ではなく“使える知識”へ、そして情報の分析に終わることなく“迅速な意思決定に活用する”、そんな思いが BI という言葉に込められている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修