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【論理フォーマット】
ハードディスクやフロッピーディスクにデータを保存するには、それらの装置がフォーマットされていないといけない。フォーマットには、物理フォーマットと論理フォーマットの2種類がある。
まず最初に、物理フォーマットを行う必要がある。これは、ディスクの内部をセクタと呼ばれる区画に仕切る作業だ。しかし、ほとんどのディスクは物理フォーマットされた状態で販売されているので、ユーザーが自分で物理フォーマットを行うことは少ない。
物理フォーマットの後で、論理フォーマットを行う。これは、物理フォーマットで作ったセクタに番地を割り振って、それぞれの位置を識別できるようにする作業だ。一般に、フォーマットといった場合、論理フォーマットを指すことが多い。論理フォーマットを行うことによって初めて、そのディスクを使うことができるようになる。
論理フォーマットを行うと、使用している基本ソフトに対応したファイルシステムが作成される。ファイルシステムとは、具体的には FAT32 とか NTFS といったもので、これによってどこにどんなデータを保存したか管理できるようになっている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修