【変数】
コンピュータ・プログラムを作ったり、利用したりする際に、文字や数字を一時的に保存しておく場所、あるいは入れ物のようなもの。
変数には名前を付けることができる。そして、その名前を呼び出すことで、その中の文字や数字を利用することができる。この文字や数字のことを、値(あたい)という。
たとえば、あるプログラムの中に「変数1」という箱があるとしよう。そして今、変数1の中に 256 という数字が入っている。プログラムのどこかで、「変数1を呼び出して」という命令があると、256 という数字が返ってくる。
その後、変数1の中身を 512 に書き直したとする。すると、「変数1を呼び出して」という命令があったとき、512 という数字が返ってくる。
なお、通常はプログラムの中で、変数を参照する範囲を指定できる。その範囲を、スコープと呼んでいる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修