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【圧縮フォルダ】
ウィンドウズXP に用意されている機能のひとつ。ファイルやフォルダを、簡単な操作で圧縮できる。つまり、容量を小さくできる。
ファイルの容量を小さくして保存しておけば、ハードディスクの使用量を節約できる。ハードディスクの空き容量が少なくなってきたとき助かるし、より多くのファイルを保存できるようになる。
すでにあるフォルダを圧縮フォルダにする場合は、そのフォルダを右クリックして「送る」→「圧縮(Zip形式)フォルダ」を選べばいい。同じドライブ(あるいはフォルダ)の中に、同じ名前でジッパー(ファスナー/チャック)の絵が付いた新たなフォルダができる。それが、圧縮フォルダだ。
圧縮フォルダを開くと、元のフォルダが入っていて、それを開くと中のファイルが見える。そして、そのファイルは通常と同じ操作で開くことができる。しかし、そのファイルは Zip という形式で圧縮されている。
圧縮フォルダを作っても、元のフォルダは同じドライブ(あるいはフォルダ)にそのまま残っている。そのため、元のフォルダと中身を削除しないとハードディスク容量の節約にならない。むしろ、2重保存になるので容量をくってしまう。
新たに圧縮フォルダを作ることもできる。画面やエクスプローラ画面の背景の部分を右クリックして「新規作成」→「圧縮(Zip形式)フォルダ」を選べばいい。
圧縮フォルダにファイルを入れるときは、単にドラッグしてくればいい。出すときも、同じようにドラッグすればいい。その都度、自動的に圧縮され、元に戻る。しかし、やはり元のフォルダ内に元のファイルが残るので、そのままだと2重保存になってしまう。
このほか、ウィンドウズXPでは、ドライブのファイルシステムを NTFS にしていると、NTFS圧縮という圧縮方法も使うことができる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修