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【右クリック】
マウスの操作のひとつ。ウィンドウズパソコンには通常、左右ふたつのボタンがある。そのうちの右側のボタンを一回、カチッと押すことを右クリックという。
マッキントッシュはボタンがひとつなので、右クリックという操作はない。ただし、ソフトによっては「option」キーなどを押しながらクリックすることで、ウィンドウズ版ソフトの右クリックに相当する操作を行うこともある。
右クリックは、以前はウィンドウズでもあまり使われなかった。しかし、ウィンドウズ95以降はアイコンなどを右クリックすると、そのとき可能な操作が小さなメニュー(ポップアップメニュー)として現れるようになって使う機会が増えた。
ファイルのアイコンだけでなく、画面の背景やタスクバー、「スタート」ボタンも右クリックできる。
メニューの内容は、右クリックした対象によって変わる。アイコンだと普通は一番上に「開く」がある。これをクリック(普通の左クリック)で選ぶと、そのアイコンをダブルクリックしたのと同じことになる。
このほか「ショートカットの作成」「削除」「名前の変更」といった項目も、たいてい出てくる。意味は分かると思うけど、「削除」を押すと、そのファイルがごみ箱に入る。「名前の変更」だとファイル名を変更できる。
また「送る」からサブメニューを開くと、フロッピーディスクにコピーしたり、マイドキュメントに入れたり、電子メールの添付ファイルにできたりして便利。
それと、一番下に出る「プロパティ」も、いろいろな設定を変えるために、わりと頻繁に利用する。詳しくは、プロパティのページを見てほしいのだけど、ちょっと設定を確認したいとか変更したいといった場合に使うので覚えておこう。
なお、「スタート」ボタン→「設定」→「コントロールパネル」の中の「マウス」を開くと、左右のボタンを入れ替えることができる。つまり、右ボタンで普通のクリック、左ボタンで右クリックという状態にすることが可能だ。
このほか、代表的なマウス操作としてダブルクリックとドラッグ&ドロップがある。それぞれ別のページで説明しているので必要に応じてみてほしい。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修