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【スモールセル】


 携帯電話の電波が届く範囲を表す言葉のひとつ。

 携帯電話は、トランシーバーのように端末(電話機)と端末との間で直接電波を飛ばしているわけではない。街中に設置されたアンテナまで電波を飛ばし、アンテナから電話局、電話局から相手が接続しているアンテナまでは光ファイバーなどの通信回線網を使っている。

 アンテナは、電波の送受信を制御する設備とセットになっていて、この装置を基地局と呼ぶ。ひとつの基地局から電波が届く範囲は、携帯電話の場合、当初、半径数百メートルから数キロメートルだった。そして、その範囲をセルという。

 しかし携帯電話の普及に伴って、繁華街など利用者の多い場所、大きな建物の中や地下街など電波の届きにくい場所に対応するため、より狭い範囲に対応した基地局を設置するようになってきた。

 そのため、当初の広い範囲をカバーするセルをマクロセル、建物の中や地下街などに設置する小型のセルをピコセルやフェムトセルと呼んで区別するようになった。

 一方、2015年あたりから LTEアドバンストという高速通信サービスが始まると、マクロセルの中に小さなセルを追加して、駅や商業施設など利用者の多い場所に対応するようになってきた。この場合の小型セルはスモールセルと呼ばれることが多い。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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