【スキャダ】
- SCADA
SCADA は Supervisory Control And Data Accusation の略で、一般に「スキャダ」と読むことが多い。直訳すると「監視制御とデータ取得」で、SCADA は産業用の監視制御システムのひとつ。
たとえば、大きな製造工場、その中の生産ラインや製造装置、化学プラントや発電プラント、浄水場などのインフラ設備、防災システムなどは、安定的に稼働するよう常に監視や制御が行われている。そして、これらを実現しているシステム(機器と仕組み)が SCADA になる。
以前は、こうした目的のために専用の機器やツールを開発することが多かった。そのため、かなりコストがかかっていた。しかし最近は、パソコンや汎用の PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラー)などを組み合わせて、比較的安価に高性能な SCADAシステムを構築できるようになっている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修