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【ジーオンMP】
- Xeon MP
- XeonプロセッサMP
パソコン用CPUの最大手、インテル社のCPUの名前。このほかのインテル製CPUに関しては、インテルのページから参照してほしい。
現在、一般のウィンドウズパソコンでは、主にペンティアム4やセレロンといったCPUが使われている。ほかに、パソコンよりワンクラス上のワークステーションやサーバーといったコンピュータで使う、ジーオンやアイテニアムというCPUもある。
ジーオンXP(Xeon XP)は、やはりサーバー向けのCPUとして2002年3月に登場した。正式には Xeon Processor MP という。そのため、XeonプロセッサMPと書くこともある。
サーバーは、共有機能や共有データを蓄積しておくコンピュータ。そして、LANやインターネットを通じて一般のパソコン(クライアント)から要求が来ると、それに対応したデータを送り返す。そのため、普通のパソコンより高性能なコンピュータを使うのが普通だ。
そして、多くのクライアントから同時に要求が来ても反応が遅くならないように、1台のサーバーに複数のCPUが組み込まれているケースが多い。これを、デュアルプロセッサとかマルチプロセッサという。
ジーオンXPは、4個とか8個といったように複数個まとめて使うことを念頭に開発されたサーバー用のCPU。これに対して従来のジーオンは、1個または2個で使うためのサーバー用CPUとされている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修