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【シソーラス】
- あいまい検索
まず検索は、単語(キーワード)などを指定して、文書やデータを探し出すこと。詳しくは、検索のページを見てほしい。
で、もともと検索機能は、完全に一致したデータしか探し出すことができなかった。しかし最近では「あいまい検索」の技術が発達して、意味的に近いものを類推して探すこともできるようになってきた。
簡単な例だと、英単語の大文字と小文字の違いを吸収してくれる。たとえば、ftpでもFTPでも意味は同じで、実際どちらの表記も使われている。で、「ftp」と入力して検索しても「FTP」も探し出してくれるばかりでなく、仮に「Ftp」や「fTp」なんて表記が交ざっていても探し出してくれる。
同様に、いわゆる半角の英数字と全角の英数字の違いを吸収してくれることも多い。
このほか、類似する言葉の専用辞書を作っておいて、その類似語も含めて検索する方法がある。たとえば「パソコン」という言葉に対して「PC」や「パーソナル・コンピュータ」といった語を類似語として登録しておく。そうすると「PC」というキーワードで検索したとき「パソコン」や「パーソナル・コンピュータ」という単語を含んだデータも見つけてくれる。
このような類似語の辞書を専門的にはシソーラスという。シソーラス(thesaurus)は本来、「類語辞典」といった意味。
さらに最近では、ごく普通の文章を入力すると、その文章を解析して探している内容に近いと思われる文書やホームページを見つけてくれる検索機能もある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修