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【クライアントサーバーシステム】
- C/Sシステム
- クラサバ
LAN の形態あるいは方式を表す言葉。LAN は、ローカルエリア・ネットワークの略で、企業や大学などの構内にある複数のコンピュータを相互接続したもの。
普通のオフィスに設置されている LAN は、クライアントサーバーシステムという方式になっていることが多い。この他にピアツーピアという方式があるけど、これはどちらかというと簡易LAN という感じ。実際、ピアツーピアの方が設定も運用も簡単だ。
クライアントサーバーシステムを元の英語で書くと、Client Server System 。これを日本語で、どう表記するかという問題で、クライアント・サーバ・システムと書くこともあるし、クライアント・サーバ方式ということもある。略して、C/Sシステムとか C/S方式なんて書くこともある。もちろん、どれでも意味は同じ。さらに会話では、「クラサバ」と略すこともある。
クライアントサーバーシステムでは、ネットワークに接続されているパソコン(コンピュータ)が、クライアントとサーバーに役割分担されている。普段、一般のユーザーが使うパソコンをクライアントといって、ネットワークの管理や共有データの保存などを行うコンピュータをサーバーという。
プリンタなどが接続されている場合は、プリンタもクライアントになる。また、LAN の規模が大きくなると、目的に応じて複数のサーバーを設置することが多い。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修