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【sRGB】

  • エスアールジービー

 異なるパソコンやディスプレイ、プリンタなどで、色を正しく再現するために使われている規格。CRTディスプレイや液晶ディスプレイのほか、スキャナやプリンタも sRGB に対応した製品が増えている。

 ディスプレイやプリンタで再現できる色の範囲や、その方式を色空間と呼んでいる。sRGB も、この色空間と呼ばれるもののひとつ。

 sRGB のメリットを説明するとき、よく使われるのがオンライン・ショッピングで服を選ぶ話だ。あるサイトで、黄緑色のシャツを売っているとしよう。しかし、それを見る人のパソコンやディスプレイの種類、あるいは設定によって、黄色に見えたり、水色に見えたり、濃いめの緑に見えたりしてしまう。これでは、あとで「見本の色と違う」といったトラブルの原因になる。

 そこで、シャツを売る側は sRGB に対応した写真をホームページに載せておく。そして、それを見る側も sRGB に対応したディスプレイを使っていれば、元の黄緑色が表示されることになっている。

 また、デジタルカメラの写真(画像)も sRGB に対応させていることが多い。そして、それを印刷するとき、sRGB に対応したプリンタを使えば自然な色が再現されるようになっている。

 色空間と呼ばれるものは、sRGB の他にもいろいろある。その中で、sRGB は再現できる色の幅が狭いといわれる。確かにそうなんだけど、実用上、それが問題になるケースは考えにくい。必要な範囲は、ほとんどカバーしている。

 しかし、明るい赤や鮮やかな黄色などカバーしきれていない部分があるのも事実。そのため、最近のディスプレイやプリンタの中には、独自の技術で sRGB より広い範囲の色に対応させたものがある。また、プロ用のデジタルカメラでは Adobe RGB など、より幅広い色に対応した方式を使うこともある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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