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【Windows Vista Capable】

  • ウィンドウズ・ビスタ・ケイパブル

 ウィンドウズ・ビスタ(Windows Vista)は、2007年1月に発売された新しい基本ソフト。ウィンドウズXP の後継版になる。ケイパブル(Capable)は「有能な」とか「可能な」といった意味で、要する「必要な能力がある」ということだ。

 で、2006年の春ごろから「Windows Vista Capable PC」というパソコンが発売されるようになった。これは、ウィンドウズ・ビスタを動かすために必要な能力を備えている、このパソコンならウィンドウズ・ビスタが発売されたらバージョンアップして使えるといった意味だ。

 Windows Vista Capable PC に求められる最低条件は、次のとおり。

 ・最新の CPU (800MHz以上)
 ・512MB 以上のメモリー
 ・20GBのハードディスク(空き容量15GB以上)
 ・DirectX 9 対応のグラフィック・プロセッサー
 ・CD-ROMドライブ

 意外と少ない。でもこれは、最低条件である。ウィンドウズ・ビスタは5種類あって、上記の性能だと、ホームベーシックという最も低いバージョンしか動かない可能性が高い。

 まず CPU だけど、これは最近のものなら大丈夫だろう。次にメモリーだけど、512MB では本当に最低限だと思う。少なくとも、1024MB(1GB)は必要になるだろう。また今は、メモリーのデータ転送速度も一定ではない。速いものもあれば、遅いものもある。遅いものだと、十分なグラフィック性能を発揮できない可能性が高い。

 特に問題なのが、DirectX 9 対応のグラフィック・プロセッサーだ。グラフィック・プロセッサーは、ビデオチップとか GPU とも呼ばれる部品で、パソコンの画面を描くための半導体。ウィンドウズ・ビスタには、ウィンドウズ・エアロ(Windows Aero)と呼ばれる高度なグラフィック機能が搭載される。この機能を気持ちよく使うには、性能の高いグラフィック・プロセッサーが必要だ。

 デスクトップパソコンなら、ビデオカードと呼ばれる部品を追加して、あるいは交換して性能の高いグラフィック・プロセッサーにすることもできる。だけど、ノートパソコンでチップセットに内蔵のグラフィック機能を使っているような場合は、交換が難しい。というか、ほとんど不可能。

 さらに、各パソコンが内蔵している部品のドライバーソフトがウィンドウズ・ビスタに対応するかというのも重要なポイントだ。対応してくれないと、その部品は使えない。

 というわけで、Windows Vista Capable PC だからといって安心できないのが実情だ。そのためさらに、ウィンドウズ・ビスタの新機能をすべて動かすために必要な性能も公表されている。

 ・1GHz の CPU
 ・1GB のメモリー
 ・DirectX 9 対応のグラフィック・プロセッサー
 ・128MB のビデオメモリー
 ・40GB のハードディスク(空き容量15GB以上)
 ・DVD-ROMドライブ
 ・オーディオ出力
 ・インターネット接続

 というもので、この条件を満たしたパソコンは Windows Vista Premium Ready PC と呼ぶことができる。

 なお、こうした条件だけで本当にウィンドウズ・ビスタが動くか判断するのは難しい。そのためマイクロソフトは、今使っているパソコンがビスタに対応できるか診断するプログラムを無償提供している。詳しくは、Windows Vista Upgrade Advisor のページで。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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