用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【Wi-SUN】

  • ワイサン

 Wi-SUN は Wireless Smart Utility Network の略で、「ワイサン」と読むのが一般的。あえて日本語にすると、「賢くて実用的な無線の通信網」といった感じ。

 今後、さまざまな業務用の機器、身の回りの情報機器や家電、いろいろな場所に設置されている各種センサーなどが通信網で結ばれていく。いわゆる M2M や IoT と呼ばれるもので、Wi-SUN はその接続方式として普及が見込まれている技術のひとつ。

 家庭やオフィス、店舗や工場などで使われる電気量をリアルタイムで把握して、発電から電力使用までの効率アップを図るスマートグリッドという構想がある。Wi-SUN は、その端末となるスマートメーターと家庭内の電気製品とをつなぐゲートウェイ機器との通信に使われる。

 将来的には、スマートフォンなども Wi-SUN に対応して、スマホのアプリで消費電力を監視したり、いろいろなセンサーから送られてくるデータを確認するといった使い方も想定されている。

 Wi-SUN の通信距離は最長で約500メートル。ただし、最大30台の端末をバケツリレー方式でつないで最大数十キロメートルまでデータを送ることができる。これを、マルチホップ通信という。

 また、消費電力が極めて少ないのも特徴で、通信頻度にもよるものの一般的な乾電池数個で10年以上使い続けることが可能とされる。通信モジュールの小型化、低価格化も進んでいる。

Wの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top