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【Web2.0】

  • ウェブ2.0

 Web(ウェブ)は、World Wide Web(ワールド・ワイド・ウェブ)の略で、この場合は、インターネットやホームページ、ウェブサイトのことだと思っていい。

 従来、インターネット(主にウェブサイト)で提供されてきたサービスを Web1.0 とかWeb1.5 と定義して、その後に来た新しい技術や流行を総称して Web2.0 と呼んでいる。Web2.0 には複数の要素があって、特定の技術を表す言葉ではない。

 Web2.0 という言葉は、2004年にティム・オライリーという人によって提唱され、日本でも2005年の中ごろから認知度が上がってきた。

 前述のように、Web2.0 は特定の技術やサービスを表す言葉ではない。そのため実態がつかみにくいのだけど、全体的には次のようなことになる。

 従来のウェブ上のサービス(Web1.0)は、情報の提供者がいて、それを受け取る人がいた。インターネットという新しい媒体を使っているけど、以前からある新聞や雑誌、テレビなどに近い形態だった。

 しかし Web2.0 では、利用者が情報提供に参加したり、自分なりに情報を選択したり組み替えたり、従来とは異なる方法で新技術を使ったりできる。

 具体的には、以下の7項目が挙げられている。

1.情報を階層的に分類するのではなく、自分の関心事に合わせて自由に整理できる。→ソーシャルブックマークなど。

2.Ajax などの新しい技術を使って、ウェブページ上でも対話的に操作できるアプリケーションソフトを提供。

3利用者が自分の体験をコンテンツとして蓄積していく。→オンライン・ショッピング・サイトの商品紹介の掲示板など。

4.従来はスキマ商品とか売れ筋でないとされてきた商品が、オンライン・ショッピングの普及でビジネスとして成立する。→ロングテール

5..利用者が自分の意思で参加して、自由にコンテンツを作っていく。→ブログ、SNS、CGM など。

6.多くの人が参加してコンテンツを作ることで、結果的に正しい情報になっていく。→Wiki など。

7.ネットワーク上に分散している情報やコンテンツが共有されるようになる。

 といっても具体性がないと理解しにくいところだけど、特に重要なのは次の3つだといわれている。

●3.と5.と6.にあるように、ウェブサイトの利用者が情報を作っていく、コンテンツ作りに参加する。従来のように、情報の送り手から受け手への一方通行ではなく、利用者が情報を受けながら情報の提供もする。

●1.や7.にあるように、自分の欲しい情報を、自分なりの方法で入手できるようになる。たとえば、大手ポータルサイトでは個人用にカスタマイズしたホームページを利用できる。

●2.にあるように、アプリケーションソフトの概念が変わる。これまでは、手元のパソコンにソフトを入れて、それを起動して使っていた。これからは、ウェブ上で提供されているサービスを使えば、ブラウザーを通してワープロも表計算も電子メールも利用できるようになる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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