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【Virtual PC】

  • バーチャルPC

 1台のパソコンの中で、別の基本ソフトを動かすためのエミュレーションソフト。ウィンドウズ版とマッキントッシュ版がある。このような技術を、仮想化技術と呼ぶ。

 ウィンドウズ版のバーチャルPC の場合、代表的な使い方は次のとおり。

 普段は、ウィンドウズXP が入った比較的新しいパソコンを使っている。しかし、古いアプリケーションソフトの中にウィンドウズ98 でないと動かないものがある。

 そこで、ウィンドウズXP のパソコンにバーチャルPC を入れる。そして、バーチャルPC の中にウィンドウズ98 をインストールする。すると、ウィンドウズXP の中でウィンドウズ98 を動かすことができる。ウィンドウズ98 対応の古いソフトを使うときは、この方法で起動させればいい。

 あるいは、ユーザーサポートなどの関係で、ウィンドウズ95、ウィンドウズ98、ウィンドウズ98SE、ウィンドウズMe といった基本ソフトを使える状態にしておく必要がある。こんなときも、バーチャルPC を入れて、それぞれの基本ソフトを起動できるようにしておけばいい。同時に複数の基本ソフトを起動して、切り替えて使うことができる。

 マッキントッシュ版の場合は、マックOS 上でバーチャルPC を動かし、その中にウィンドウズを入れておく。そうすると、マックOS を使いながらウィンドウズを使うことができる。もちろん、ウィンドウズ版のアプリケーションソフトが動く。普段はマッキントッシュを使っているけど、たまにウィンドウズが必要といった場合に便利だ。

 なお、2006年4月には、アップルコンピュータがブートキャンプというソフトを公開した。これを使うと、インテル製の CPU を内蔵したマッキントッシュにウィンドウズXP をインストールして、起動の際にマックOS を使うかウィンドウズXP を使うか選ぶことができる。

 ただし、ブートキャンプの場合、マックOS とウィンドウズを同時に起動することはできない。一方、バーチャルPC だとマックOS の中でウィンドウズを起動できる。つまり、両方を一緒に使うことができる。

 2006年6月には、Parallels Desktop というマッキントッシュ用のソフトも発売された。これを使うと、バーチャルPC と同様、マックOS 上でウィンドウズなど別の基本ソフトを動かすことができる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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