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【VLAN】

  • バーチャルLAN

 VLAN は、バーチャルLAN(Virtual LAN)の略で、あえて日本語にすれば「仮想的なLAN」ということになる。LAN は、Local Area Network(ローカル・エリア・ネットワーク)の略で、企業などで広く使われているコンピュータ・ネットワーク。

 人数が少ないときは、全体がひとつの LAN になっていても特に支障はないだろう。しかし人数が増えてくると、たとえば部署ごとに LAN を分けたいといったニーズが出てくる。

 その際、物理的に分割すれば分かりやすい。しかし、物理的には全体でひとつの LAN のまま、設定によって複数の LAN に分かれた状態にすることもできる。この LAN を分割する技術、あるいは分割された LAN を VLAN という。

 たとえば、ある会社の本社ビルに管理部門と営業部門が入っているとしよう。扱う情報が違うため、LAN も分けておきたい。その際、それぞれ独立した LAN を組まなくても、全体でひとつの LAN のまま VLAN によって事実上 2つ(あるいは、それ以上)の LAN として運用できる。

 この方法なら、たとえば営業部門から管理部門に人が異動したとき、端末(パソコン等)のつなぎ替えをしなくても設定を変えるだけで所属する LAN を切り替えることが可能だ。

 実際に LAN を分ける方法としては、単にスイッチと呼ばれる機器の内部を仕切る方法、ID によって所属する LAN を識別する方法、使用するプロトコル(通信方法)を分ける方法などがある。

 たとえば ID で識別する方法だと、複数のスイッチに接続された端末を VLAN でグループ化したり、ケーブル等の差し替えなしで設定変更だけで所属するグループを変えたりできる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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