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【UNIXシェル】

  • シェル

 本来のシェルは、基本ソフト(OS)の中核部分(カーネル)を操作するためのプログラム、あるいはそこで使われるコマンド(専用の命令語)。

 もともと UNIX(ユニックス)と呼ばれる基本ソフトの機能として開発され、リナックス(Linux)や Mac OS X(マックOSテン)といった UNIX由来の基本ソフトでも広く利用されている。こうした経緯から、本来のシェルを UNIXシェルと呼ぶこともある。

 一方、ウィンドウズでもシェルの仕組みが使われていて、Windowsシェルと呼ばれることもある。さらに、シェルの解釈が広がって、ソフトウェアやコンピュータ・プログラムの内容を表示したり、それに変更を加えるための操作プログラムをシェルと呼ぶこともある。

 基本ソフトのカーネルは、コンピュータ操作の核心的な部分を担うとともに、基本ソフトの中でも最も重要な部分でもある。そのため、ユーザーや一般的なソフトウェア技術者が直接操作することができない。

 そこで、シェルと呼ばれるプログラムを通して、内容や設定状況を確認したり、操作可能な部分に命令を送ったりする仕組みになっている。大事な部分を包み込む貝殻のようなイメージからシェル(Shell)と呼ばれるようになったという。

 しかし実社会で似たような例を探すと、金融機関のカウンターのようなイメージではないかと思う。利用客は、行員の業務スペースに立ち入ることはできない。そして、カウンター越しに必要な書類を提出して希望する手続きを行う。

 同じように、ユーザーは基本ソフトの中核部分に立ち入ることができない。そのため、シェルと呼ばれるプログラムを呼び出して、その画面上でコマンドと呼ばれる命令語を打ち込んで希望する操作を行う。

 なお現在は、メニューの選択などで操作できる GUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)タイプのシェルもある。また、シェルには複数の種類があって、操作目的やユーザーの好みで使い分けることもできる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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