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【SaaS】

  • サース

 SaaS は、Software as a Service(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)の略で、「サース」と発音することが多い。また、そのまま「エス・エイ・エイ・エス」ということもある。

 SaaS は、コンピュータ・システムで使うソフトをインターネットを通じて貸し出すサービス。ソフトを開発した会社が、自社のサーバーの中にソフトを入れておいて、お客さんはインターネット経由でそのソフトを使う。

 利用する側にしてみれば、ソフトを買わなくて済むし、サーバーを維持管理する必要もない。必要なソフトを、必要な期間だけ使うことができる。

 同様のサービスは以前からあって、ASPと呼ばれていた。しかし ASP は、ソフトの機能が低い、カスタマイズしにくいといった弱点があった。また当時は、高速回線を利用するのにかなりの費用がかかり、期待されたほど普及しなかった。

 ASP と SaaS は別物だという意見もある。しかし、ASP で不便だったところを改善したものが、現在の SaaS だという人もいる。

 具体的に ASP と SaaS を比較していくと、ASP はソフト開発会社とサービス提供会社が別だった。しかし SaaS では、ソフト会社が自らサービスを提供している。ASP サービスでは、顧客ごとにサーバーを用意するのが一般的だったけど、SaaS では複数の会社がサーバーを共有することができる。そのため、よりコストを下げることができる。

 ASP では、機能やメニューのカスタマイズに限界があった。しかし SaaS では、顧客企業の業務実態に合わせて、かなり自由にカスタマイズできる。さらに、SaaS のメリットとして、契約から運用開始までの時間が短い。標準機能なら、翌日から使えることもある。カスタマイズしても1週間から1ヶ月程度で利用が可能になる。

 なお、今のところ SaaS の利用は、CRM や SFA など営業系のシステムが多い。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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