【SBC方式】
SBC は、Server Based Computing(サーバー・ベースド・コンピューティング)の略。意味としては、「サーバーに重点を置いたコンピュータの使い方」といった感じだろうか。
現在、最も普及しているコンピュータ・ネットワークの形態は、クライアントサーバーシステムと呼ばれる方式だ。ネットワークを管理するための情報や共有データをサーバーと呼ばれるコンピュータに保存しておいて、そのデータをクライアントと呼ばれる一般のパソコンに呼び出して利用する。
で、このようなネットワークには2つの考え方がある。
ひとつはクライアントに高性能なパソコンを使って、アプリケーションソフトや個人的に使うデータをパソコンの中に入れておく。通常の仕事も手元のパソコンで行う。そして、共有すべきデータだけサーバーに送って保管する。
一方、アプリケーションソフトもデータもサーバーに入れておいて、サーバーの中で動かす。そして、手元のパソコンはサーバーから送られてくる画面を表示するだけで何も処理をしないという方式もある。この場合、実際には手元の装置はパソコンである必要がなくて、シンクライアントと呼ばれるもっと簡単な機器でいい。
そして、後者のようにサーバーにソフトやデータを置いて、サーバーで処理する方式を SBC方式と呼んでいる。
さて、SBC方式の考え方が登場してかなり経つけど、実はあまり普及していない。しかし SBC方式には、アプリケーションなどの運用管理の手間が少ない、セキュリティを守りやすいといったメリットがある。そのため最近は、特にセキュリティ面の理由から改めて注目されつつある。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































