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【SAN】

  • Storage Area Network
  • サン
  • ストレージエリア・ネットワーク

 まず、コンピュータ会社のサン(Sun)に関しては、サン・マイクロシステムズのページを見てほしい。ここでは、SAN(Storage Area Network=ストレージエリア・ネットワーク)の説明をしている。

 現在、企業ではコンピュータのデータが爆発的に増えている。各社員がパソコンで作る文書や資料だけでなく、顧客や製品のデータ、取り引きの記録、ホームページの文章や画像、電子メールなど、すべてコンピュータのデータだ。

 従来、こうしたデータは各人のパソコンや、部署ごとのサーバー、システム部門の大型コンピュータなどで分散して管理されてきた。しかし、あまりにもデータ量が増えてきたため、こうした個別の対応では間に合わなくなってきた。

 まず、保存場所が多いと管理の手間が増える。また、ハードディスクを足しても足しても間に合わない。その一方で、ある部門では容量が余っているのに別の部門では足りないといった状況も生まれる。

 そこで登場したのが、SAN(Storage Area Network)と呼ばれる新しい仕組み、あるいは設備。これは、企業内のあらゆるコンピュータ・データを、まとめて保存・管理するものだ。ストレージは本来、「倉庫」という意味だけど、コンピュータの世界では巨大なハードディスクだと思えばいい。つまり、データを保存する倉庫ということ。

 SAN には複数のストレージが接続あるいは内蔵される。そして、各ストレージは専用の高速回線で結ばれる。また、各ストレージをまとめて効率よく使うための管理用コンピュータや、データを自動的にバックアップする仕組みも用意される。

 問題点としては、かなり大がかりな設備になること。機器や回線も、SAN に対応したものを使わないといけない。そのため、もっと手軽な対策として NAS も注目されている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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