
インテル製のCPU、ペンティアムIIIに組み込まれている機能。PSNは、プロセッサ・シリアル・ナンバ(Processor Serial Number )の略。
シリアルナンバーは「連続した数字」という意味で、「通し番号」だと思えばいい。プロセッサ・シリアル・ナンバは、プロセッサつまりCPUに埋め込まれた通し番号ということだ。
なお、一般のソフトやCD-ROMには、以前からシリアルナンバーが付いている。詳しくは、シリアルナンバーのページで。
さて、CPUに通し番号が埋め込んであるとどうなるか。LANやインターネットといったコンピュータ・ネットワーク上で、「CPUの番号を教えなさい」という命令を送ると、その番号を知ることができる。その結果、そのパソコンを特定することができる。これは、たとえばLANに接続されたパソコンを管理するには都合のいい機能といえる。
しかし、インターネットで訪ねたサイトで勝手に番号を読み出されると、プライバシーの侵害になりかねない。そのCPU(パソコン)の持ち主が、どんなホームページを見たか、オンライン・ショッピングで何を買ったか知られる可能性があると指摘された。
しかし実際には、現実性が乏しい話だし、むしろインターネットに接続するためのIDなどを盗み見される危険性の方が高いだろう、といった異論も多い。
それでも「可能性がある限りは問題」ということで、「番号を送れ」という命令が来ても応えないように設定することもできる。ただし、この設定をするかしないかは、パソコンメーカーの判断に任せられている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修