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【PD】

  • パブリックドメイン

 パブリックドメイン(Public domain)を略して PD と書くことがある。

 小説やコンピュータ・プログラムなどの著作物、あるいは発明品には自動的に著作権が発生する。しかし、そもそも著作権がない、著作権が切れている、著作権を放棄しているといった理由で、保護の対象にならないものがある。

 こうした状態に置かれた創作物を、パブリックドメインという。あるいは、パブリックドメインに置く、という。著作権のある創作物は通常、作者の所有物だけど、パブリックドメインに置かれたものは社会の共有財産とみなされる。

 著作権がないケースとしては、客観性が強い文章で創作物にあたらない、著作権の主張が申告制で必要な手続きが行われていない、といった場合がある。なお日本では、創作と同時に著作権が発生するルールなので、特に手続きをしなくても普通は著作権を主張できる。

 著作権が切れているケースとしては、作者の没後、一定の期間が経った小説などがある。こうした作品は、印税を払うことなく書籍化したり、ウェブサイト等で公開したりできる。

 最後に著作権を放棄しているケース。これは、コンピュータ・プログラム=ソフトウェアに多い。ソフトウェアも、小説などと同様に著作権で守られている。フリーウェアとして無償配布されているソフトも、著作権までは手放していないのが普通だ。

 しかし中には、著作権まで放棄していて、使用も配布も改変も自由にどうぞ、というソフトもある。コンピュータの世界では、こうしたソフトのことをパブリックドメインと呼ぶことが多い。また、著作権フリーということもある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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