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【MVNE】

 MVNE は、Mobile Virtual Network Enabler(モバイル・バーチャル・ネットワーク・イネイブラー)の略で、日本語では仮想移動体通信事業支援者とか仮想移動体サービス提供者などと呼ばれることがある。

 移動体通信サービス、つまり携帯電話など電波を使った通信サービスの世界では、自社で通信回線や課金システム、ユーザー管理システムなどを持っている事業者を MNO(Mobile Network Operator=移動体通信事業者)という。

 これに対して、MNO から通信回線などを借りて通信サービスを提供している事業者を MVNO(Mobile Virtual Network Operator=仮想移動体通信事業者)という。

 たとえば、すでに大量のユーザーを持っている企業が、自社の顧客に対するサービスとして独自性の高い携帯電話サービスを提供したい。あるいは、新しく企業向けに特化した情報通信サービスを提供したい。そういったアイデアがあっても、新たに通信回線網から構築するのは大変だ。莫大なコストがかかる。

 そこで、すでに移動体通信サービスを提供している MNO から回線や設備を借りれば、MVNO として事業をスタートできる。とはいえ、そうした企業が必ずしも通信事業に詳しいとは限らない。よいアイデアを持っていても、技術的な問題が障壁となることもあるだろう。

 そこで、MVNO に代わって MNO と契約交渉をしたり、課金システムやユーザー管理システムを提供したり、事業スタート前の、あるいはスタート後のコンサルティングサービスを提供するのが MVNE と呼ばれる事業者だ。

 MVNE が通信回線網を持っていて、その貸し出しを含めて MVNO を支援するという形態も想定されている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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