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【MPF】

  • メタデータ制作フレームワーク

 NHK が提案し、開発提供している、映像に付加情報を付けるための仕組み。 MPF は Metadata Production Framework の略で、日本語では「メタデータ制作フレームワーク」という。

 コンピュータで扱うデータに付け加えられた情報をメタデータという。たとえば、ワープロソフトで文書を作成すると、自動的に使用したパソコン名や作成日時などが文書ファイルに記録される。デジタルカメラで撮った写真(画像データ)にも、使用したカメラ、撮影日時、撮影条件などが記録されている。こうした付加データがメタデータの一例だ。

 映像データは、コンピュータが扱うデータの中でも特に容量が大きいばかりでなく、その扱いにも面倒な要素が多い。

 たとえば、サッカー中継の中からゴールシーンを探したいと思っても、映像データのどこに目的のシーンが記録されているのか探すのが難しい。時間と手間がかかる。

 同様に、ドラマの中から特定の俳優が映っているシーンだけ探すのも困難だ。しかも、その俳優の肖像権や著作権の関係で、映像の再利用に制限があるといった条件があると、その管理にも手間がかかる。

 逆にいえば、こうした映像内容を簡単に記録して、あとで検索できる仕組みがあると、映像データがグッと扱いやすくなる。そのため、いろいろな組織が独自に技術を開発している。

 しかし、さまざまな方式が乱立すると互換性などの問題で利便性が損なわれる。そこで、それぞれの技術をモジュール化して、共通基盤の上で利用できるようにしようというのが MPF だ。

 モジュール化されていると、それぞれの技術や方法を部品のように組み合わせて使える。そのため MPF は、映像にメタデータを付加するための国際規格 MPEG-7 に準拠している。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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