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【ITコンソリデーション】

  • コンソリデーション

 コンソリデーション(consolidation)とは本来、「統合」とか「整理」といった意味。ITの世界でコンソリデーションというと、サーバーなどのコンピュータ、その中で使うソフトウェア、ストレージと呼ばれる大型記憶装置などを統合して整理すること。

 企業の情報化は、今もどんどん進んでいる。必要な機能も、扱うデータも増える一方だ。そのため、必要に応じて次々と新しい情報システムが取り入れられている。

 しかし、そうなると古いシステムと新しいシステム、性能の低いシステムと高いシステム、規模の大きいシステムと小さいシステムが会社のあちこちで乱立している状態になってくる。その結果、ものすごく管理に手間がかかる。

 一方で、新しいハードウェアやデータセンター、ソフトウェアや技術を採用すれば、性能や使い勝手や記憶容量が上がる。

 そこで、乱立している情報システムを整理・統合して新しいシステムに移行するのがコンソリデーションだ。特に、ITの世界のコンソリデーションという意味で、ITコンソリデーションということもある。

 コンソリデーションを実現すると、ハードウェアの設置スペースや消費電力を抑えることができる。使用頻度の高いサーバーと低いサーバー、空き容量の多いストレージと少ないストレージなど、機器の使用状況のムラを解決して稼働率を上げることができる。管理の手間が減るので、TCO を下げることができる。といったメリットがある。

 その一方で、本格的なコンソリデーションを行うには、社内に何台のサーバーがあって、どのくらいのストレージがあって、それぞれの稼働状況はどうか、基本ソフトやアプリケーションソフトの使用期限はどうなっているか、といったことを事前に調査する必要がある。その上で、綿密な移行計画を立ててコンソリデーションを実行するため、かなりの手間がかかる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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