用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【IPsec】

  • IPセック
  • アイピーセック

 IPは、Internet Protocol のこと。つまり、インターネットでデータを送受信するための基本的な約束事だ。sec は security(セキュリティ)の略。つまり「安全」だ。で、IPsecは、インターネットを使って安全にデータを送受信するための技術のひとつ。

 インターネットは、パソコンで扱えるデータなら何でも送受信できる。しかし、そのまま送ると、途中で悪意のある人に傍受される可能性がある。そこで、データを傍受されても解読できない仕組みや、傍受そのものを防止する仕組みが考えられている。

 IPsecは、こうした仕組みのひとつで、データを暗号化する仕組みと、特定の相手しかそのデータを受け取れない仕組みが含まれている。データの暗号化とは、仮に傍受されても何が書かれているのか分からない状態にすること。特定の相手しか受け取れない仕組みとは、一般に認証と呼ばれるもののひとつだ。

 インターネットで送受信されるデータは、パケットと呼ばれる単位になっている。IPsecでは、このパケットごとにデータを暗号化する。このあたり、トンネリングのページも参考にしてほしい。

 IPsecは、たとえばインターネットを使って仮想的な専用線サービスを提供するVPNで使われている。そのため、VPNを利用するために必要な機器に、IPsecでデータを暗号化する機能が組み込まれていることが多い。

 なお、データを暗号化する際に、秘密鍵と呼ばれる特殊なデータを使う。しかし、もし秘密鍵が悪意のある人に知られてしまうと安全性を保てなくなる。そのため、自動的に鍵データを変更するとともに、相手の確認や通信方法の決定を行う技術があって、これを IKE と呼ぶ。

Iの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top