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【ILM】

  • 情報ライフサイクル管理

 ILM は Information Lifecycle Management(インフォメーション・ライフサイクル・マネジメント)の略で、日本語では「情報ライフサイクル管理」という。

 簡単にいうと、情報(データ)が生まれてから廃棄されるまで一定のルールの元で効率的に管理すること。そのためのルールや仕組み。

 たとえば紙の資料でいうと、今日使うものは机の上に出してある。進行中だけど今日は使わないものは、引き出しやキャビネットに入れてある。終了したものや保存が義務付けられているものは段ポール箱に入れて倉庫に保管されている。といった段階がある。そして、保管期限を過ぎると廃棄される。

 同じように、パソコンやサーバー、情報システムなどで扱う電子データ(情報や資料)も状況に応じて扱いや重要度が変わってくる。そこで、紙資料と同じように段階的に管理方法や保存方法を変えて行く。そして、最終的に廃棄するまでのルールを明確にして、それに沿って管理する。こうした活動を ILM(情報ライフサイクル管理)という。

 紙資料に比べると、電子データは物理的に必用なスペースが少ない。また、ハードディスクなどの大容量化に伴って保存できる量がどんどん増えてきた。一方で、日々扱うデータの容量も爆発的に増えている。

 そこで、たとえば進行中の重要プロジェクトに関する共有資料などはアクセス速度が速くて信頼性が高い記憶装置に保存する。日常的な業務資料は、一般的なサーバーや各自のパソコンに保存する。

 ほとんど参照されることがないものの、一定期間の保管が必要な資料は安価な記憶装置に移したり、光学メディア(CD-R、DVD-R など)やテープメディアに書き出す。そして、保管期間が過ぎたら廃棄する。

 こうした方法を取ることで、情報の管理が効率的になると同時にデータ保管のコストを抑えることができる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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