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【HSPA】

 携帯電話で高速なデータ通信ができる技術、あるいは通信方式。

 携帯電話のデータ通信の速度も少しずつ上がっているものの、光ファイバーや ADSL、無線LAN などに比べると、まだ低い。一方で、電子メールに画像や映像を添付して送ったり、携帯電話向けのウェブサイトを見たり、iアプリをダウンロードしたり、送受信するデータ量はますます増えている。

 そのため、次世代の高速通信技術として LTE が考えられているけど、これが実用化して普及するまでの間をつなぐ技術として規格化されたのが HSPA だ。

 HSPA は High Speed Packet Access の略で、そのまま「高速なパケット接続(通信)」という意味になる。

 HSPA は、下り(メールやコンテンツを自分の携帯端末に受け取るとき)は HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)という技術を使って最高 14.4Mbps の通信速度を実現できる。上り(自分の携帯端末からメールなどを送るとき)は HSUPA(High Speed Uplink Packet Access)という技術を使って最高5.76Mbps を実現できる。

 ただし、どちらの速度も理論値なので、実際にはもっと遅くなる。それでも、従来のパケット通信が下り 384kbps~2Mbps 程度だったことを考えるとかなり高速だ。

 なお、下りの技術である HSUPA を EUL(Enhanced UpLink)と呼ぶこともある。そして、NTTドコモの FOMAハイスピードは、HSUPA に対応したサービス。また、W-CDMA を第3世代(3G)と呼ぶのに対して、HSPA を 3.5世代(3.5G)と呼ぶこともある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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