【DTCP-IP】
DTCP は Digital Transmission Content Protection の略で、デジタル著作権を管理する技術(DRM)のひとつ。これを IP と呼ばれる通信方式に対応させたのが DTCP-IP だ。
音楽、映像、写真、文章などには、すべて著作権があって、無断でコピーして利使用することは基本的に禁止されている。しかし今は、データがデジタル化したため、まったく劣化することなしに何度もコピーが可能になっている。そのため、さまざまなデジタル著作権管理の技術が開発されている。
DTCP は、パソコンと周辺機器の間で IEEE1394 という方式を使って、著作権を保護しながらデータ交換するための規格だった。これを IPネットワークでも利用できるように発展させたのが DTCP-IP だ。
IPは、インターネット・プロトコル(Internet Protocol)の略で、インターネットをはじめとするコンピュータ・ネットワークで標準的に使われている通信方式。詳しくは、TCP/IP やプロトコルを見てほしい。
今は、特に家庭では、パソコンだけでなくデジタル家電や携帯型ゲーム機、スマートフォンなどを LAN接続して映像などのデータを送受信する機会が増えている。こうした機器間で、著作権を守りながら受け渡しするために開発されたのが DTCP-IP だ。
DTCP も DTCP-IP も、データを公開鍵暗号化方式で暗号化する。DTCP はその暗号鍵が 64ビットだった。しかし、DTCP-IP では 128ビットに強化されている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































