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【DDoS攻撃】

  • DDoSアタック
  • 分散型DoS攻撃

 複数のコンピュータから同時に実行されるDoS攻撃。DDoSは、Distributed Denial of Service の略。DoS攻撃については別のページで説明しているけど、簡単にいうと、あるホームページに膨大な命令を送って一般の人が利用できなくしたり、ウェブサーバーを止めたりすること。

 DoS攻撃は悪質なものだけど、手元のパソコンから攻撃しても限度がある。普通のパソコンより、ウェブサーバーに使われているコンピュータの方が性能が高いし、まともにインターネットに接続すると使っているプロバイダーもバレてしまう。そのため、より巧妙な方法が考えられた。

 まず、インターネットに常時接続されているコンピュータの中からセキュリティの甘いものを探す。企業などのウェブサーバーだけでなく、定額サービスでつなぎっぱなしにされている個人のパソコンも狙われる。

 次に、これらのコンピュータに不正アクセスできるようにして、DDoS攻撃用のプログラムを送り込む。このプログラムは、設定された日時になると特定のホームページ(ウェブサイト)にDoS攻撃するようになっている。こうした仕掛けを、複数のコンピュータに対して行う。

 そして、設定された日時になると、各コンピュータが一斉にDoS攻撃を始める。攻撃される側からすると、何カ所からも同時に攻撃されることになる。しかも、攻撃してくるコンピュータは真犯人に利用されているだけ。攻撃元をたどっても本当の犯人は見つかりにくい。

 自分のコンピュータ(パソコン)を、このような形で悪用されることを「踏み台にされる」という。会社のコンピュータが踏み台にされると社会的な信用にかかわる。そのため最近のウイルス対策ソフトには、こうした攻撃プログラムを探し出す機能も含まれている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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