
映像など容量の大きな情報をインターネットで提供するとき、効率よく配信するための CDN というしくみがある。
たとえばアメリカで大きなニュースがあって、その情報を配信するウェブサーバーに世界中からアクセスが殺到したとしよう。こんなとき、どんなに高性能なサーバーと太い回線を持っていても、対応しきれなくなることが予想できる。提供するのが、映像など容量の大きなコンテンツだったらなおさらだ。
こうした事態に備えて、アメリカだけでなく、南米、ヨーロッパ、日本など世界各地に同じコンテンツをコピーしたサーバーを配置しておく。そして、日本からアクセスがあったら日本のサーバーからコンテンツを提供する。これが、CDN だ。
CDN によって、大元のサーバーがパンクしないだけでなく、世界規模で見てインターネット上を流れるトラフィックの抑制、通信品質の維持などが可能になる。
で、この CDN を、自社サイトへのアクセス数が多い企業や事業者に提供するビジネスがある。これを、CDS(コンテンツ・デリバリー・サービス)といって、大手サイトはかなり利用しているといわれる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修