【IMT-2000】
- W-CDMA
- cdma2000
IMT-2000は、アナログ方式、デジタル方式に次ぐ、第3世代携帯電話といわれている携帯電話サービスの規格。まず2001年5月に、NTTドコモがFOMAという名前でサービス(当初は試験サービス)を始めた。
IMT-2000 は、International Mobile Telecommunications - 2000 の略。IMT-2000では、5つの方式が採用されて、そのなかでW-CDMAとcdma2000というふたつの方式が実用化されている。
IMT-2000の特徴は、まず送受信できるデータ量が桁違いに大きくなった。最大で、止まっているときは2Mbps(2048kbps)、歩いているときは384kbps、自動車などで移動中は144kbpsが可能になる。従来の携帯電話のデータ通信速度が9.6kbpsなので、これと比べると速さが分かる。
これだけ通信速度が上がると、まず音が良くなる。映像の送受信もできるので携帯テレビ電話が現実化する。それと、携帯電話でインターネットから音楽データをダウンロードして(引き出して)買うといったサービスも可能になる。
もうひとつの特徴として、携帯電話の方式の世界統一が進む。現在は、方式がバラバラなので、日本の携帯電話を外国でそのまま使うことはできない(一部サービス・地域は可能)。IMT-2000では、規格統一も大きなテーマだった。
しかし現実には、完全にひとつには統一されなかった。日本では、NTTドコモと当時のボーダフォン(J-フォン)が W-CDMA という方式を採用した。これは、ヨーロッパと同じ方式。一方、KDDI(au)は cdma2000 という方式を採用、これはアメリカと同じ方式。
その結果、W-CDMA方式の携帯電話ならヨーロッパへ行ってもそのまま使えるようになる。また、ヨーロッパの電話機会社の製品が日本でも売られるなんて状況も予想された。同様に、cdma2000方式ならアメリカでも使えることになる。
※ 2000年の秋に、DDI、KDD、IDOの3社が合併してKDDIになり、IDOとDDIセルラーはエーユー(au)という名称に変更された。
※ 2006年には、ソフトバンクグループがボーダフォンの日本法人を買収し、現在はソフトバンクモバイルとしてサービスが提供されている。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































