【CD-ROMドライブ】
CD-ROMに記録されているデータを読み出す装置。今はほとんどのパソコンに内蔵されているから、みなさん知っていると思う。最近は、CD-ROMドライブの機能を兼ねた、CD-R/RWドライブやDVDドライブを内蔵したパソコンが増えている。
で、気になるのが○倍速という表記。カタログなどでCD-ROMドライブの項目を見ると、必ず24倍速とか32倍速とか書いてある。これは、CD-ROMに記録されている情報を読み出す速度を表している。当然、数字が大きいほど読み出しが速くて高性能になる。
では、何を基準にしているかというと、音楽CDの読み出し速度(約150KB/秒)だ。初期のCD-ROMドライブは、音楽CDプレーヤーと同じ等倍速か、せいぜい2倍速だった。ところがこれだと、とても遅い。画像が表示されるまでイライラしながら待たなくてはいけなかった。あるいは、音楽データの読み出しが間に合わなくて音飛びしたりした。
そこで4倍速とか、6倍速というように、だんだん読み出し速度が上がってきた。基本的には、CD-ROMに記録された情報を読み出すだけの機器だから、ライバル製品と性能差を出しにくい。そのため過激ともいえる速度競争が展開されてきた。現在では、50倍速を超える機種もある。
ただし、たとえば32倍速といっても、常に32倍速が出ているわけではない。CD-ROMの外側と内側で記録されているデータ量が違うため、回転速度が同じなら外側の方がたくさん読み出せる。そのため以前は、内側から読み出すときと外側から読み出すときで回転速度を変えていた。これをCLV方式という。しかし今は、回転速度を一定にしたり、段階的に変える方式が多くなっている。そのため「平均○倍速」とか「最高○倍速」という表記になっている。詳しくはCAVのページで。
さて、古めのパソコンを使っている人の中には、今も読み出し速度の遅いドライブを使っている人がいるかもしれない。それで満足していればいいけど「もっと性能アップしたい」と思ったら、外付けタイプを追加すればいい。CD-R/RWドライブやDVDドライブを選ぶことも可能だ。
ノートパソコンでCD-ROMドライブを内蔵していない場合、PCカードなどを介して接続する外付けCD-ROMドライブを使う方法もある。しかし今は、USB 接続の方が簡単だろう。
デスクトップパソコンなら、内蔵CD-ROMドライブを付け替えることもできる。この場合は、IDE 方式になる。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































