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【BYOA】

 BYOA は、Bring Your Own Access または Bring Your Own Application の略。最後が Access か Application かで少し意味が違う。

 BYOA の前に BYOD(Bring Your Own Device)という言葉が広まった。これは、個人所有の情報機器(ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末など)を仕事に使うこと。無断使用を指すケースと、会社が一定の範囲で使用を認めること、そうした制度を指すこともある。

 次に問題になってきたのが、個人向けクラウドサービス(オンラインストレージなど)や SNS などを業務に使うこと。たとえば、仕事の資料を個人向けストレージサービスに保存して出先や自宅で引き出して使う、同僚と共有するといったケース。あるいは、SNS のメッセージサービスで情報ファイルをやり取りすることも問題になる。

 Bring Your Own Access といった場合は、こうしたクラウドサービスや SNS の業務利用を指すことが多い。そして、BYOD が肯定的に取られることが多いのに対して、BYOA は否定的に語れることが多い。

 Bring Your Own Application といった場合は、BYOD との関連が強い。業務に個人向けのアプリケーション(いわゆるスマホアプリ等)を使うことで、分かりやすいのはメッセージサービスのアプリを使って社内外の人と業務連絡をするといった行為。

 あるいは、GPS と連動した地図サービスや SNS を使うことで、気づかないうちに自分の居場所がネット上で公開されるケースもある。業務に関係ない場所にいたといった個人的な問題だけでなく、ライバル企業に出入りしていたことが取引先に知られるといった事態も考えられる。

 最後が Access の場合も Application の場合も、個人向けネットサービスは頻繁に仕様変更があって、いつの間にか情報を収集されていたり公開設定に変わっていたりすることがある。そのため、業務に使用するとリスクが高い。また、次々と新しいサービスやアプリが登場するため、IT部門でも管理しきれない、監視しきれないといった問題もある。

 なお、BYOD や BYOA が会社の許可のないまま行われていること、あるいは黙認されている状態をシャドーIT という。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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