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【ATX電源】

 パソコン用の電源ユニットの種類のひとつ。インテルが制定した ATX規格に対応した電源。デスクトップパソコンでは主流の方式である。

 ATX電源のサイズは、幅150mm、奥行き140mm、高さ86mmで、以前普及していた AT電源と同じだ。現在、ATX電源を使っているパソコンは、同じ ATX規格の電源ユニットに付け替えることができる。

 ATX電源は、+12V、+5V、+3.3V、-5V、-12V、+5VSB の 6種類の電圧を出力する。ただし、-5V と -12V はほとんど使われない。

 なお、電源ユニットの規格ははっきり規定されていない部分も多く、全体の容量なども機種によって異なる。現在より容量が大きなものに付け替える場合はいいが、容量の小さなものにすると電力が足りなくなることがある。特に、ペンティアム4 など使用電力の大きな CPU を使う場合は、容量に余裕のある電源ユニットが必要だ。

 また、ファンの位置や数も機種によって異なる。パソコン本体は、全体の空冷効果を考えて設計されているので、ファンが正常に働くことは重要なことだ。うまく熱を逃がすことができないと、内部に熱がこもり動作が不安定になる。

 さらに、独自のコネクターを追加してマザーボードなどに電気を供給している機種もあり、こういった場合は市販の ATX電源に付け替えることはできない。

 ATX電源の特徴は、マザーボードを経由してスイッチが入ること。これを、ソフトスイッチと呼ぶことがある。このため、現在のパソコンは基本ソフトを終了すると自動的にパソコン本体の電源も落ちる。

 なお、ATX電源のほかに、現在普及しているものとして、小型の SFX電源がある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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