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【ANT】

  • ANT+
  • ANTプラス
  • アント
  • アントプラス

 ANT(アント)は、消費電力が少ない近距離用の通信規格、あるいは通信手順(プロトコル)。

 通信距離は数メートルと短いものの、ボタン電池で数年間も使い続けることが可能とされる。主な使用目的として、スポーツ関連やヘルスケア、家庭用医療器具などの分野が想定されている。

 たとえば、心拍計や活動量計(歩数計/万歩計)などの計測記録を腕時計型のウェラブル端末やスマートフォン、あるいは自転車に搭載した車載コンピュータなどに送ってデータ管理するといった具合。

 こうしたデータは、1回に送信される情報量は少ないものの頻繁かつ長期間に渡って蓄積されることで価値が高まる。そのための通信方式として期待されているのが ANT だ。

 ANT+(アントプラス)は、ANT に対応した機器の互換性を保つための規格(仕様)。つまり、異なるメーカーの機器でも相互通信できるようにするために定められた。

 ANT は、通信の際にマスター/スレーブと呼ばれる親子関係を作る。しかし、その組み合わせは柔軟性が高く、1台の機器がマスター兼スレーブということも可能。また、より多くの機器を組み合わせてコンピュータ・ネットワーク(LAN)のような形態で使うこともできる。

 なお、Ant と表記した場合は、Apache Ant(アパッチアント)というプログラミングの道具を指すのが一般的。これは、アプリケーションソフトを作成する際に使う特殊なソフトウェアで、ビルドツールと呼ばれるもののひとつ。別項目で解説しているので、必要に応じて参照してほしい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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