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【3Dプリンター】

 CAD などのデータから立体物を作る装置。

 3D は 3次元という意味で、ここでは幅と奥行きと高さのある立体物のこと。そして、プリンターとはいうものの紙などに印刷する装置でも、立体物に文字や図柄を印刷する装置でもなく、実際に 3次元の物体を作成できる。

 現在、工業製品の設計には CAD と呼ばれるソフトウェアや装置、設計システムが広く使われている。そして、CAD のデータをもとに実際の製品を加工する CAM や CAE といった技術もある。

 しかし、量産に入る前の試作品を作成するには、かなり手間がかかっていた。3Dプリンターを利用すると、CAD データから簡単に試作品を作ることができる。また、一品モノの商品や個人的な作品作りなどにも威力を発揮する。

 原理としては、光に反応して固まるプラスチックに光線を当てて少しずつ層を積み上げて行く方法や、粘度のある素材をノズルから噴き出して層を重ねて行く方法などがある。いずれにしても、薄い層を重ねていって最終的に立体物にするので、ある程度の時間がかかる。

 また、従来は装置自体が高価だったので実質的に業務用だった。しかし、2013年ころから安価な 3Dプリンターが普及し始め、個人での利用も少しずつ広がっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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