【32ビット】
- 16bit
- 16ビット
- 32bit
まず、ビット(bit)は、コンピュータで最も基本となる単位。「0」か「1」かという情報ひとつで1ビットという単位になる。
といっても、「0」や「1」がひとつだけでは2種類の状態しか表すことができない。そのため、適当な桁数にまとめて使う。たとえば、8ビットなら「00010001」といった具合。
実際に目にする機会が多いのは、8ビット、16ビット、32ビットといったところ。8ビットは1バイトという単位になるんだけど、このあたりの説明はバイトのページを見てほしい。
さて、16ビットと32ビットは、パソコンやソフトの性能にかかわる話で出てくることが多い。
簡単にいってしまえば、16ビットCPUを使っているパソコンを16ビットパソコンといって、そのパソコンでは16ビット対応のソフトを使う。32ビットでも基本的には同じ。32ビットCPUを使っている32ビットパソコンで、32ビット対応のソフトを使う。ただし、16ビットは32ビットの半分なので、ちょっと工夫して32ビットパソコンでも16ビット対応のソフトを使えるようになっている。逆はできない。
現実には、今はほとんどすべてのパソコンが32ビットになっている。パソコン以外の電子機器では16ビットCPUが使われていることもあるけど、16ビットパソコンが新製品として発売されることはない。
ただし古いソフトの中には、まだ16ビット版があるかもしれない。そのため、ウィンドウズ95/ウィンドウズ98/ウィンドウズMeは32ビット版の基本ソフトなんだけど、16ビット版のソフトも動くようになっている。整理すると、以下のようになる。
MS-DOS=16ビット版の基本ソフト
ウィンドウズ3.1=16ビット版の基本ソフト
ウィンドウズ95=32ビット版だけど16ビット版アプリにも対応
ウィンドウズ98=32ビット版だけど16ビット版アプリにも対応
ウィンドウズNT=32ビット版の基本ソフト
ウィンドウズ2000=32ビット版の基本ソフト
ウィンドウズXP=32ビット版の基本ソフト
アプリは、アプリケーションソフトのこと。本来は、16ビット版の基本ソフトの上では16ビット版のアプリケーションソフトを使い、32ビット版の基本ソフトの上では32ビット版のアプリケーションソフトを使う。
MS-DOS用およびウィンドウズ3.1用のアプリケーションソフトは16ビットで作られていた。一方、ウィンドウズ95/98/NT/2000/XP用のアプリケーションソフトは32ビットで作られている。ただし、ウィンドウズ95/98では、MS-DOS/ウィンドウズ3.1用のソフトも使えるということだ。
最後に、最もディープな部分を説明しておこう。
16ビットCPUおよび16ビット対応のソフトは、データを16ビットの単位で処理する。つまり「0001000100010001」といった状態で一区切りにして、次のデータも16桁で区切るわけだ。32ビットCPUおよび32ビット対応のソフトは、同様に32ビットの単位で処理する。つまり「00010001000100010001000100010001」という大きさ。
16ビットだと、一度に65,536種類の情報を表現できる。これに対して32ビットだと、なんと4,294,967,296種類の情報を表現できる。ちなみに約43億です。桁を2倍にすると、表現できる情報が2乗になる。
なおゲーム機や、ワークステーションと呼ばれるパソコンより上位のコンピュータでは、すでに64ビットのCPUが使われている。たとえばインテルは、Itaniumという64ビットCPUを発売している。
用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修



















































































