用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【障害切り分け】

 たとえば、あるとき突然、会社のパソコンがインターネットに接続できなくなったとしよう。このとき、ザックリ考えても、

 1. インターネットの回線に問題がある。
 2. 社内のネットワーク(LAN)に問題がある。
 3. 自分のパソコンに問題がある。

といった可能性が考えられる。この中から、どこに問題(障害)があるのか特定することを障害の切り分けという。インターネット回線に障害が発生しているのに、社内ネットワークやパソコンの設定を確認しても問題は解決しない。

 仮に問題(障害)が、開こうとしたウェブサイト(そのサイトを提供しているウェブサーバー)に原因があったとしよう。この場合、そのサイトの運営者に障害に気づいてもらい対処してもらうしかない。

 この場合も、

 1. そのサーバーに接続している通信回線に問題がある。
 2. サーバーの機械(ハードウェア)に問題がある。
 3. サーバー内の OS(基本ソフト)に問題がある。
 4. サーバー内のアプリケーションソフトに問題がある。
 5. サーバー内のコンテンツに問題がある。

といった可能性が考えられる。

 やはり、どこに問題(障害)があるのか確認して(切り分けて)対処しないといけない。いずれにしても何かトラブル(障害)が発生したら、どこに原因があるのか、その場所を素早く特定することが極めて重要だ。

 そして、外部に対応を依頼するときも、障害の発生場所によって連絡先が変わる。通信回線に問題があるなら通信サービスの提供者に連絡するし、機器に問題があるならハードウェアメーカーに連絡する。ソフトウェアに問題があるなら、その開発元や提供者に連絡する。

 しかし、一般のユーザーが障害の切り分けを行うのはなかなか難しい。そこで、情報システムの保守などを行っている会社は、障害切り分け自体をひとつのサービスとして提供していることが多い。

しの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top