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【身代金型ウイルス】

  • ランサムウェア

 パソコンを使えないようにして(ロックして)、元に戻すための金銭を要求する不正プログラムの総称。

 パソコン自体、あるいはパソコン内のファイルを人質にするため、一般に身代金型ウイルスと呼ばれる。しかし実際にはウイルスではなく、トロイの木馬などのマルウェアが使われる。そのため、ランサムウェアと呼ばれることも多い。ランサム(ransom)は「身代金」という意味。

 具体的には、ある日突然、画面がフリーズして使えない、特定のファイルが開けないといった状況になる。そして、「ロックを解除して再び使えるようにするには金銭を払え」、あるいは「解除用のプログラムを購入しろ」といった内容のメッセージが出る。

 バリエーションとして、警察や政府機関を名乗って「あなたは違法行為をしたので、7日以内に罰金を払ってください。罰金を払えばロックを解除しますが、払わなければ永久に元に戻せなくなります」といったタイプもある。

 しかし、いずれの場合も、指定どおり金銭を払っても元に戻る保証がないばかりでなく、ほとんどの場合、復帰しないといわれている。むしろ要求金額を引き上げられたりして、被害が拡大する可能性がある。

 予防法は、従来のウイルスやマルウェアと同じ。基本ソフト(OS)やセキュリティソフトを最新の状態にしておく、あやしい電子メールの添付ファイルを不用意に開かない、あやしい電子メール本文のリンクを安易にクリックしない、あやしいサイトからファイル等をダウンロードしない、といったことが肝要だ。

 なかには USBメモリーを介して感染するものもあるので、信頼できないパソコンに自分の USBメモリーを差したりしない方がいい。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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