用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【自動補正】

 読んで字のごとく、自動的に補正すること。つまり、多くの人が正しい、あるいは適切だと感じるように自動的に補ったり修正したりする機能や操作を自動補正という。

 したがって、さまざまな分野で、いろいろな自動補正があるはずだ。ここでは主に、パソコンや IT に関連した自動補正を説明している。

 自動補正という言葉を目にする機会が多いのは、まず画像処理ソフトで写真などを調整するときだと思う。

 画像処理ソフトに用意された自動補正の機能を使うと、暗く映っている写真が適切な明るさになったり、色合いが不自然な写真が自然な色になったり、メリハリのない写真がコントラストの強い写真になったりする。もちろん、その結果が望んでいる状態と違ったら、やり直したりさらに修正を加えることもできる。

 次によく出てくるのが、デジタル写真を撮影するとき。たとえば被写体が暗いときは明るく映るように補正し、明る過ぎるときは明るさを適切なレベルに落とす。

 あるいは、ホワイトバランスも通常は自動的に補正されるように設定されている。これによって、赤みが強い電球の下で撮っても、青みが強い早朝の光で撮っても、自然な色の写真になる。もちろん、意図的にそういった色味を生かしたいときは自動補正をオフにすることも可能だ。

 このほかカメラ関係では、レンズの歪みや周辺の光量不足などを自動的に補正する機能が付いた機種(レンズ)がある。

 ディスプレイやプロジェクターなどの映像を表示する機器には、映像の歪みを自動的に補正する機能が搭載されていることが多い。特に今の液晶プロジェクターは、上向きや横向きに設置して映像が台形になる状況でも、きちんと長方形に映るよう補正してくれる。

 その他の分野では、時刻と時計の針の誤差を自動的に補正したり、音を測定する際に自動補正の機能が使われることがある。ほかにも、各種測定器や検査機器に目的に応じた補正機能が搭載されていることが考えられる。

しの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top