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【待ち行列】

 もともとは店舗でレジの順番を待つ人、銀行で ATM の順番を待つ人、病院で診察の順番を待つ人などの待ち時間を数学的に把握するための理論。待ち行列理論ということもある。

 上記の場合、次々と人が来て並ぶ人が増えると待ち時間が長くなる。一方、1人当たりの対応時間が短縮されると待ち時間が短くなる。あるいは、稼働するレジや ATM の数を増やせれば待ち時間が短くなる。こうした計算を公式に当てはめてシミュレーションするのが、本来の待ち行列の意味。

 IT の世界では、コンピュータ処理の順番待ち、プリンターの印刷待ち、電話交換機の接続待ちなどに、同じ理論が使われる。というより、IT がらみで待ち行列といったら、これらの意味と思っていい。

 この理論を逆に利用すると、常に待ち時間を一定の範囲内に収めるには、どのくらいの性能の機器や回線が必要かといったことを割り出すこともできる。

 たとえば、高性能な CPU を使ったり印刷速度が速いプリンターを使えば、待ち時間を短くすることができる。逆に、ある程度の待ち時間が発生しても支障がないなら、どのくらいの性能の CPU やプリンターで対応可能といった判断ができるので、コスト削減にも活用できる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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