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【動的IPアドレス】

  • ダイナミックIPアドレス

 一般的な企業でも、家庭と同じように、いわゆるプロバイダー(ISP)を通じてインターネットに接続していることが多い。

 そして、少なくともインターネットとの接点になるルーターや、外部に公開しているウェブサーバー等には、インターネット上の住所としてグローバルIPアドレスと呼ばれる世界で唯一の番号が割り当てられる。

 このグローバルIPアドレスの割り当て方は 2種類あって、そのひとつが動的IPアドレスと呼ばれるもの。この「動的」は、元の英語では「ダイナミック」なので、ダイナミックIPアドレスということもある。もうひとつは、固定IPアドレスと呼ばれる方式だ。

 インターネットに接続されているコンピュータ(ルーター等の機器を含む)は、常に同じ IPアドレスが割り当てられているのが原則だ。たとえばウェブサーバーの IPアドレスが変わると、外部からホームページにアクセスしようとしても住所不明で接続できなくなってしまう。

 そのため、こうした場合は、常に同じ IPアドレスつまり固定IPアドレスをプロバイダーから割り当ててもらう。

 一方、ウェブサイトを見たり、電子メールを送受信する程度の利用なら、必ずしも常に同じ IPアドレスでなくていい。そのため、接続のたびにプロバイダー側から空いているアドレスが自動的に割り当てられる。これを、動的IPアドレスという。

 最近は小規模オフィスや家庭でも光回線などを使って事実上の常時接続をしている。そのため、動的IPアドレスでも IPアドレスが変わる機会が少ない。しかし、ルーターを再起動すると変わる。

 たとえて言うなら、固定IPアドレスは賃貸マンションのような感じ。仮に24部屋だったら、最大24世帯しか入居できない。一方、動的IPアドレスはビジネスホテルのイメージ。誰かがチェックアウトしたら、次のお客さんに部屋(アドレス)を提供できる。

 そのため、同じ番号(アドレス)を使いまわしできる動的IPアドレスの方が安価なサービスになっている。また、一般的なプロバイダー契約は動的IPアドレスが基本になっている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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