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【仮想プライベート・クラウド】

  • VPC
  • バーチャル・プライベート・クラウド

 バーチャル・プライベート・クラウド(仮想プライベート・クラウド)を略して、VPC と表記することが多い。ただし、パソコン内に仮想的なパソコン機能をつくるバーチャルPC も VPC と略せるので気をつけたい。

 また、特にインターネット通販の大手、アマゾン社が提供する Amazon VPC のことを指して VPC と表記されるケースもある。

 さて、まずクラウドはインターネット上に用意されたサーバーなどのコンピュータを、インターネット回線を通じて利用すること。詳しくは、クラウド・コンピューティングやクラウドサービスの解説を見てほしい。

 クラウドは利便性が高く、利用が広がっている。しかし企業で利用する場合、これは大きな雑居ビルやショッピングセンターにテナントとして入るイメージ。つまり、他の入居者と通路や設備を共有し、不特定多数の人が出入りする。そのため業種によっては安全性に不安が生じる。

 そこで、次にプライベート・クラウドと呼ばれるものが登場した。これは、自社専用のサーバー等を設置して、それを社内だけで、あるいは関連会社だけでクラウドとして使う。イメージとしては、大規模営業所としてビルや倉庫を丸ごと借りる、あるいは所有する感じ。

 そして、その次に出てきたのがバーチャル・プライベート・クラウドで、これは借りもののクラウドではあるものの、利用者専用のスペースとして用意され、利用者の社内ネットワーク等と VPN などの閉域網で接続される。

 例えていうなら、複数のテナントが入居しているオフィスビルではあるものの、自社専用の入口があって入居スペース内は自社ビルに近い感覚で利用できるといったイメージ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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