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【ログを回す】

  • ログローテーション
  • ログローテート

 ログ(log)は、コンピュータの状態やソフトウェアの使用状況、データベースの利用状況などを自動的に記録したもの。あるいは、そのファイル。現在、多くのコンピュータや基本ソフト(OS)、情報システムなどがログを残す機能を持っている。

 こうしたログは、通常、自動的に蓄積されていく。そのため、ログを記録したファイルは、どんどん大きくなって行く。その結果、気づいたら記憶装置の容量を圧迫していた、あとでログを解析しようとしたら情報量が多くて CPU やメモリーを占有したり時間がかかる、といったことがおこる。

 こうした問題を予防するため、一定期間ごとにログファイルをまとめ、古いログをバックアップファイルに移行する、そして設定した期間を過ぎたログは自動的に削除するといった処理を行うことが多い。

 そして、こうした一連の作業を指して「ログのローテーション」とか「ログをローテートする」という。ローテーション(rotation)は「回転」とか「循環」といった意味で、ローテート(rotate)はその動詞形。また、これを日本語にして「ログを回す」ということもある。

 たとえば、月が変わったら前月分のログを切り離してバックアップファイルにする。そして、バックアップファイルが 6個になったら一番古いものを自動的に削除するよう設定しておけば、常に半年分のログが残り、それ以上は増えない。

 もちろん、1年分を残すなら 12個目のバックアップファイルを自動削除すればいい。あるいは、1週間分ずつ 4個のログファイルを残す設定にすれば、1カ月分が残る。

 なお、リナックス系のシステムには、そのものズバリ「logrotate」という名前のツール(プログラム)が組み込まれていることが多い。もちろん、その機能は「ログを回す」ことだ。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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