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【レイテンシー】

  • 遅延
  • 低遅延
  • 低レイテンシー

 レテンシー(latency)は、一般の辞書では「潜伏」や「潜在」といった意味とされている。しかし、IT の世界では「遅延」と訳されている。

 たとえば、コンピュータに対して何か指示を出したとき、たいてい瞬時に反応したように感じられる。しかし実際には、数ミリ秒とか数マイクロ秒といった僅かな時間がかかっている。この反応に要する時間、つまり反応が返って来るまでの時間の遅れを遅延(レイテンシー)という。

 もともとパソコンや、その中にある CPU やメモリーなど、手元の情報機器の反応の遅れに対して遅延(レイテンシー)という言葉を使ってきた。

 分かりやすい例としては、古いパソコンでアプリケーションソフトを使おうとしてアイコンをダブルクリックしたとき、そのソフトの起動開始がワンテンポ遅れる感じがすることがある。

 また最近は、インターネットなどの情報通信網を使った各種サービスや通信回線のサービスでも、要求した情報が送られてくるまでの時間(特にその遅れ)を遅延(レイテンシー)ということが多い。

 たとえば、アクセスが集中しているウェブサイトは表示に時間がかかる。あるいは、インターネット経由で受信する音声や映像が遅れたり途切れたりするのも途中で遅延が発生するためだ。

 もちろん、こうした遅延は少ない方がいい。そして、情報機器や通信回線の状態が良くて遅れが少ないことを低遅延(低レイテンシー)という。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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