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【メール接続元IPアドレス制限】

 メールサーバーに対してアクセス可能な IPアドレスを指定することで、電子メールの読み書きが可能な端末(パソコン等)や場所を制限する機能。これによって、メールによる情報漏えいリスクを軽減できる。

メールサーバーには、ネットワーク上の住所にあたる IPアドレスが割り当てられている。メールサーバーに接続するパソコン等の端末にも、それぞれ IPアドレスが割り振られている。

そして特に設定してなければ、接続する側の端末の IPアドレスが何であれ、ユーザーID とパスワードが合っていればメールサーバーに接続して電子メールを読み書きできる。

しかしメールサーバー側で、アクセスを要求している端末の IPアドレスを確認して、事前に登録してある IPアドレスなら接続を許可する、登録されていない IPアドレスからだったら拒否するといったことができる。これが、メール接続元IPアドレス制限の基本的な機能だ。

たとえば、自社の IPアドレスだけを接続可能にしておくと、社内のパソコンからは接続できるものの、他からは接続できなくなる。自宅のパソコンはもちろん、普段は社内で使っているノートパソコンを出先の無線LAN で接続しようとしても IPアドレスが違うので拒否される。

なお、細かな機能は各サービスによって異なる。そのため、複数の IPアドレスを登録可能なら、本社と支社の IPアドレスを登録しておくといったこともできる。あるいは、内勤者には接続制限をかけて、外回り業務がある人には制限をかけないといった設定も可能だ。

メール接続元IPアドレス制限は、通常の POP や IMAP による電子メールの送受信を制限するのが基本。しかし、サーバーに対してアクセス可能な IPアドレスを指定するという機能を使って、ウェブメールやファイルサーバーなどに同様の制限をかけることもできる。

そのため、ほぼ同じような機能が、メール接続元制限やログイン接続元制限、あるいは単に IPアドレス制限などと呼ばれていることもある。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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