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【マーケティングクラウド】

  • Marketing Cloud

 一般的には、あるいは広義では、モバイル機器向けアプリやソーシャルメディア(SNS)、エンドユーザーの購買行動を記録したビッグデータなどを活用して、より顧客のニーズに合った情報や製品を提供していく、そのための情報システムをクラウドコンピューティング方式で提供する仕組みをマーケティングクラウドという。

 従来、マーケティングやクリエイティブ(広告制作など)の分野では経験と勘に頼る部分が多かった。また、市場調査などのデータからも、必ずしもリアルなニーズが得られるとは限らない。

 しかし、インターネットの利用やモバイルサービスの普及拡大で、エンドユーザーの購買活動を自動的に記録したり、SNSなど新しいメディアで情報を発信したり、ネット上に広がる自社情報を収集したり、そうしたデータを分析したりすることが可能になってきた。また今は、これらのデータを活用して個々の顧客に合わせた情報の提供もできる。

 しかも、こうした仕組みをクラウド化して一括して提供することで、各種データを連係させることが可能になっている。こうした状況まで含めて、マーケティングクラウドといえる。

 現在、複数の企業がマーケティングクラウドのサービスを提供している。ただし狭義では、セールスフォース・ドットコム社が提供しているExactTarget Marketing Cloudを指してマーケティングクラウドということが多い。

 セールスフォース・ドットコム社は、クラウドコンピューティング方式で営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)などを提供して急成長してきた。現在は、各企業がクラウド上で独自の情報システムを開発・運用するためのプラットフォームもPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)方式で提供している。

 ExactTarget Marketing Cloud も、こうしたサービスの一環として提供されている。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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