用語解説辞典

用語解説辞典 知りたい用語はここで検索

用語解説辞典トップに戻る

【ホワイトリスト方式】

 インターネット上には、あらゆる情報があるといわれている。有益な情報も多い一方で、暴力や犯罪を扱ったサイト、アダルトサービスなどもある。そして、多くの親や先生は、こうしたサイトは子どもに見せたくないと考えている。

 また、企業内のパソコンで娯楽系のサイトにアクセスしたり、転職サイトを見るといった行為も管理者にとっては望ましくないだろう。

 そのため、表示できるサイトを制限するフィルタリングソフトやフィルタリングサービスが存在する。前者は一般にパソコンに組み込んで使うもので、後者はプロバイダー(ISP)や携帯電話会社などの通信事業者がオプションサービスとして提供している。

 フィルタリング(アクセス制限)の方法は数種類あって、代表的なのがホワイトリスト方式とブラックリスト方式。

 ホワイトリスト方式は、接続しても問題のない"白"のサイトを集めたリスト(ホワイトリスト)を作り、このリストに載っているサイトだけに接続できるようにする。リストにないサイトへは接続できない。

 たとえば小中学校のパソコンでこの方式を導入すると、あらじめ許可されたサイトしか見られない。そのため、安心して生徒にインターネットに接続させることができる。

 一方で、無限の情報にアクセスできるというインターネットのメリットを失ってしまう。特に、新しく有益なサイトができても、それがリストに登録されるまで見ることができない。

 また、インターネット上には良い情報も悪い情報もあって、それを自分で選別する能力を養うことも大切だ。ホワイトリスト方式は、こうした機会を減らすことにもなる。また、リスト制作に関わる人の判断によって内容に偏りが出る可能性もある。

 なお、ウェブサイトのフィルタリングのほか、迷惑メールのフィルタリグでもホワイトリスト方式という言葉を使うことがある。

 この場合、受信してもいいメールアドレスや発信元のドメインを登録しておく。すると、リストにないアドレスやドメインから送られてきた電子メールは自動的に受信拒否される。

 その結果、やはり安全性は高いものの利便性は低くなる。たとえば最近、名刺交換した人のアドレスを登録していないと、その人から電子メールが送られてきても受信できない。

ほの一覧に戻る

用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

page top