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【ビッグデータ】

 ビッグデータ(Big data)は、時々刻々と生まれ続けている巨大なデジタル情報の総称。明確な定義があるわけではなく、とにかく従来の情報量よりはるかに膨大で、しかも非定型なデータの集合体といったイメージで語られることが多い。

 IT の進化に伴って、デジタル形式で記録される情報(データ)の量が爆発的に増えている。オペレーターがデータベースに入力するようなレベルではなく、たとえば世界的な SNSサービスだと何億人という人が 24時間休みなく文字や画像の情報を投稿し続けている。同時に、そのサービスを誰がどのくらい利用したか、といったログ情報も自動的に記録されていて、こちらもどんどん増えている。

 オンラインショッピングのサイトも同様だ。誰が、いつ、どんな情報を見たか。そして、何を買ったか。そういった情報が大量に蓄積され続けている。あるいは、銀行などの取引記録、クレジットカードの利用記録なども膨大なデータを生み続けている。

 別の分野でも、自動的に記録される情報が増えている。たとえば、高速道路の ETC の記録によって、どこを何台の車が通過したといったことが分かる。今はスマートフォンに GPS機能が搭載されているので、その情報を集めると人の分布や流れが分かる。

 自動的に観測される気象などのデータも増えている。そもそも今の天気予報は、スーパーコンピュータを使って気象データを解析している。そのため、これらのデータ量も膨大だ。

 こうした、とんでもない量のデジタル情報を一般にビッグデータという。しかも、そのほとんどは従来のデータベースのように項目ごとに整理された定型データではない。非定型のデータだ。

 ビッグデータを記録するため、ますます大容量の記憶装置(ストレージ)が必要となっている。また、非定型の膨大なデータから、規則性や法則を見つけてビジネスやサービス向上に生かす研究も進んでいる。

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用語解説:下島 朗(株式会社エントラータ)監修

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